LeoModeSelectAsync.htm
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<HTML>
<HEAD>
<TITLE>HTML 文書</TITLE>
<META NAME="GENERATOR" CONTENT="Internet Assistant for Microsoft Word 2.03j">
</HEAD>
<BODY>
<P>
<B><FONT FACE="Arial">LeoModeSelectAsync(3P)<BR>
</FONT></B>
<P>
<B>関数名</B>
<P>
LeoModeSelectAsync
<P>
→64DDのモード切り替え時間の変更<BR>
<P>
<B>構文</B>
<PRE>
<FONT SIZE=4>#include <PR/leo.h>
s32 LeoModeSelectAsync(LEOCmd *<U>cmdBlock</U>, u32 <U>standby</U>,
u32 <U>sleep</U>, OSMesgQueue *<U>mq</U>));
</FONT>
</PRE>
<P>
<B>説明</B>
<P>
<B>注意:</B>64DD関係の命令はすべて、rom DMA(ドライブ内ROM対象のDMAを含む)が行われていない、また行われないという仮定で設計されています。そのための注意点に関しては、64DDプログラミングマニュアル「第12章
禁止事項、注意事項のまとめ」を参照してください。 <BR>
<P>
64DDには、モータが回っているか、ヘッドが退避しているかに応じて3つの状態があります。
<P>
<TABLE BORDER="1">
<TR><TD WIDTH=144><CENTER>状態</CENTER></TD><TD WIDTH=152><CENTER>モーターの状態</CENTER>
</TD><TD WIDTH=184><CENTER>ヘッドの状態</CENTER></TD></TR>
<TR><TD WIDTH=144><CENTER>アクティブ状態</CENTER></TD><TD WIDTH=152><CENTER>回転</CENTER>
</TD><TD WIDTH=184><CENTER>退避していない</CENTER></TD></TR>
<TR><TD WIDTH=144><CENTER>スタンバイ状態</CENTER></TD><TD WIDTH=152><CENTER>回転</CENTER>
</TD><TD WIDTH=184><CENTER>退避している</CENTER></TD></TR>
<TR><TD WIDTH=144><CENTER>スリープ状態</CENTER></TD><TD WIDTH=152><CENTER>停止</CENTER>
</TD><TD WIDTH=184><CENTER>退避している</CENTER></TD></TR>
</TABLE>
<P>
ドライブはアクティブの状態から、デフォルトでは3秒間、状態が変更されるような関数(<A HREF="LeoReadWrite.htm">LeoReadWrite</A>(3P),
<A HREF="LeoSeek.htm">LeoSeek</A>(3P), <A HREF="LeoRezero.htm">LeoRezero</A>(3P),
<A HREF="LeoReadDiskID.htm">LeoReadDiskID</A>(3P)は実行するとアクティブ状態に移行しますし、<A HREF="LeoSpdlMotor.htm">LeoSpdlMotor</A>(3P)関数を発行すると、強制的にドライブの状態が変更されます)が発行されなければ、消費電力の節減とドライブの保護のため、自動的にスタンバイ状態になります。同様に、スタンバイの状態から、デフォルトでは1秒間、状態が変更されるような関数が発行されなければ、自動的にスリープ状態に移行します。
<P>
<B>LeoModeSelectAsync</B>関数は、このようにデフォルトではそれぞれ3秒間、1秒間である、アクティブ状態からスタンバイ状態への移行時間と、スタンバイ状態からスリープ状態への移行時間を、ゲームにあわせて変更するための関数です。
<P>
それぞれ0秒から10秒まで、1秒単位で指定できます。アクティブ状態からスタンバイ状態への移行時間を秒数にして<U>standby</U>に、スタンバイ状態からスリープ状態への移行時間を秒数にして<U>sleep</U>にいれてこの関数を呼ぶと変更されます。
<P>
<B>注意:</B>あまり長い値を設定すると、ユーザが所有する64DDの寿命を縮めかねません。なるべくデフォルトのまま使用されるよう、お願いします。デフォルトより短い値を設定される場合は問題ありません。使用する場合は内部処理の関係上、初期設定時に一度だけ呼ぶようにしてください。
<BR>
<P>
引数で与えるコマンドブロック <U>cmdBlock</U> には何も設定する必要はありません。この関数は処理を終了すると待ち行列<U>mq</U>にエラーコードを返します。エラーが起こる可能性があるので、プログラマは必ずこのエラーコードをチェックしなければいけません。
<BR>
<P>
返ってくる可能性のあるエラーとその原因、対処法は64DDプログラミングマニュアル
「第10章 エラー処理シーケンス」を参照して下さい。<BR>
<P>
返り値は、leo マネージャがまだ作成されていないとき -1、作成されていれば
0 となります。通常はチェックする必要はありません。<BR>
<P>
<B>例</B>
<P>
<PRE>
<FONT FACE="Courier">LEOCmd cmdBlock;</FONT>
<FONT FACE="Courier">u32 error;</FONT>
<FONT FACE="Courier">.....</FONT>
<FONT FACE="Courier">LeoModeSelectAsync(&cmdBlock, 4, 1, &diskQ);</FONT>
<FONT FACE="Courier">osRecvMesg(&diskQ, (OSMesg *)&error, OS_MESG_BLOCK);<BR>
</FONT>
</PRE>
<B>参照</B>
<P>
<A HREF="LeoCreateLeoManager.htm">Leo*CreateLeoManager</A> (3P),
<A HREF="LeoSpdlMotor.htm">LeoSpdlMotor</A>
<BR>
<HR>
<P>
<A HREF="64dd_INDEX.htm">64DDのマニュアルページのメニューへ</A>
<P>
<A HREF="../n64man.htm">N64のマニュアルページのトップメニューへ</A>
<P>
</BODY>
</HTML>