readmem.htm 2.11 KB
<HTML>

<HEAD>

<TITLE>HTML 文書</TITLE>

<META NAME="GENERATOR" CONTENT="Internet Assistant for Microsoft Word 2.0j">
</HEAD>

<BODY>

<P>
<B>readmem(1P)<BR>
</B>
<P>
<B>関数名<BR>
</B>
<P>
readmem
<P>
→ ターゲットシステムメモリからデータを読む<BR>

<P>
<B>構文<BR>
</B>
<P>
readmem id vaddr len<BR>

<P>
<B>説明<BR>
</B>
<P>
<B>readmem</B>コマンドは<A HREF="dbgif.htm" >dbgif</A>経由でターゲットシステムのメモリスペースからデータを読み込む要求を送ります。idはスレッド数です。すべてのスレッドが同じアドレス領域を共有するとしても、スレッドを指定する必要があります。このコマンドは、他のdebuggersと共有されます。このコマンドのスレッドは、異なったアドレス領域を持つかも知れません。仮想アドレスvaddrは、読み込み開始位置を表します。len引数は、指定された位置から読み込むバイト数です。
<BR>

<P>
メモリ内容は、バイト値のシーケンスとしてstdoutの上に(16進数l)で表示されます。
<BR>

<P>
例えば、コマンド&quot;readmem 3 0x80001000 20&quot;を以下に示します。:
<BR>

<P>
id 3 vaddr 0x80001000 len 20 
<P>
0x80001000 44 84 b0 00 00 00 00 00 20 84 00 01 44
84 b8 00
<P>
0x80001010 00 00 00 00 <BR>

<P>
このコマンドの実行の前に、<A HREF="dbgif.htm" >dbgif</A>プログラムを起動している必要があり、METHOD環境変数はR4300
CPUあるいはコプロセッサどちらのための要求かを指示する必要があります。値ゼロは、CPUを表し、値1はRCPを表わします。csh中で、これを指定することによって実現されます。
<BR>

<P>
setenv METHOD 0 <BR>

<P>
もしMETHODが1に設定されたなら、コプロセッサを起動中の場合、要求はおそらく失敗するでしょう(そうなるべきである)。とにかくこのコマンドのためにMETHOD
1を使用することは通常賢明ではありません;この理由はすべてのアドレスがCPUからアクセスされるからである、という可能性があります。
<BR>

<P>
<B>参照<BR>
</B>
<P>
<A HREF="dbgif.htm" >dbgif</A>(1P), <A HREF="listthreads.htm" >listthreads</A>(1P),
<A HREF="writeword.htm" >writeword</A>(1P)
<BR>

<P>
<B>バグ<BR>
</B>
<P>
コミュニケーション障害のイベントで、プログラムはコアダンプされます。
それ自身が使った後をきれいにはしませんので、現在のところコアファイルは手作業で消す必要があります。
<BR>

</BODY>

</HTML>