Nintendo64用 圧縮/伸張ライブラリ V1.11(任天堂情報開発部製) ●圧縮方式の概要 ノンロッシーの圧縮/伸張ライブラリで、前方参照方式を基本とした構成になっています。 解凍は実機上でリアルタイムに行いますので、最速になるように考えられております。 圧縮はプログラム作成時のツール上でおこなう関係上、処理時間は考慮しておりません。 (解凍を最優先にしました) ●変更履歴 ・V1.1 からの変更 SGI版圧縮用ソフトを-O2でコンパイル。(前回配布版は最適化オプション無しでした) linux版の追加 ・V1.0 からの変更 データによっては、圧縮が終了しないバグを修正。 ●圧縮用ソフト SGI用 sliencV11 filename linux版 sliencl11 filename Win95用 sliencw11 fliename 機能: filenameの内容を圧縮します。圧縮されたデータは拡張子.szpになってます。 データの大きさによっては圧縮に時間がかかります。 主な使い方: VertexデータやTextureデータに有効です。 例: Textureデータをaaa.tex (RGBA16)とした場合 sliencV11 aaa.tex (Win95では sliencw11 aaa.tex) で、aaa.szpが作られます。これを .c もしくは .s ファイルにコンバート するなどして、64ソフトに組み込みます。 ●解凍用ソフト slidec.s 64用ソースです。Cからは void slidstart(unsigned char*,unsigned char *); で呼び出します。最初の引数は圧縮データの先頭アドレス(align4)、 次の引数は展開されるデータの先頭アドレスです。