本ディレクトリには、ディレクトリtools/内のサンプルアプリケーション dd_bankで修正されたバンクファイルを実際のプログラム内で使用する際に必 要となる追加関数、及びそのためのヘッダファイルが納められています。 本ディレクトリは以下のファイルで構成されています。 README : 本ファイル Makefile dd_audio.h dd_bnkf.c : 追加関数dd_alBnkfNew()のソースです。 本ディレクトリにより、次の関数が追加されます。 void dd_alBnkfNew(ALBankFile *f, u8 *table); 64DDのディスクからRAMに転送されたバンクファイル(.ctlファイル)内の各 波形データのオフセットアドレスを、仮想アドレスに変換します。使用方法は 関数alBnkfNew()と同じです。 引数fにはRAMに転送された.ctlファイルのアドレスを与えてください。引数 tableに与える値は2通り有ります。64DDディスクからRAMに転送された波形デー タ(.tblファイル)とDDROM内の波形データを併用する際は、転送先のアドレ スを与えてください。カートリッジROM内の波形データとDDROM内の波形データ を併用する際は、従来のalBnkfNew()同様、カートリッジROM内のアドレスを与 えて下さい。 現バージョンでは64DDディスクからRAMに転送された波形データと、カートリッ ジROM上の波形データを併用することはできません。 本追加関数はライブラリの形をとっていません。本サンプルプログラム以外で 本追加関数を使用する際は、ソースファイルdd_bnkf.cも一緒にコンパイルし てください。またヘッダファイルdd_audio.hのインクルードも忘れないでくだ さい。 任天堂 開発3部