vadpcm_enc.htm 2.43 KB

Raw Blame History Permalink

<HTML>

<HEAD>

<TITLE>HTML 文書</TITLE>

<META NAME="GENERATOR" CONTENT="Internet Assistant for Microsoft Word 2.0j">
</HEAD>

<BODY>

<P>
<B>vadpcm_enc(1P)<BR>
</B>
<P>
<B>関数名<BR>
</B>
<P>
vadpcm_enc
<P>
→ NINTENDO64オーディオのためのADPCMエンコーダ<BR>

<P>
<B>構文<BR>
</B>
<P>
vadpcm_enc -c codebook [-t] [-l minLoopLength] aifcFile
codedFile<BR>

<P>
<B>説明<BR>
</B>
<P>
<B>vadpcm_enc</B>がAIFCあるいはAIFF音ファイルをコード化し、Ultra64オーディオライブラリによって使用される圧縮されたバイナリファイルを作り出します。
コード化アルゴリズムは、切り替えADPCMアルゴリズムに基づいています。そしてそれは、予測係数のテーブルを定義するために
コードブック を使用します。 テーブルからの係数が最も良い音質を与えるためにコーディングの間に順応して選択されます。NINTENDO64の圧縮サウンドフォーマットは，現在のところ、入力ファイルのインスツルメントチャンクで定義された１つのループポイントをサポートします。コードブックとループポイント定義は，最終の出力ファイルに埋められます。
<BR>

<P>
コマンドラインオプションは以下の通りです。<BR>

<P>
-c &lt;filename&gt;
<P>
<A HREF="tabledesign.htm" >tabledesign</A>（１）によって構築された予測係数コードブックを含むファイルを指定します。
<BR>

<P>
-t
<P>
エンコードされたファイルファイルのループ終了ポイントの後ろを切り落とす。ループ終了ポイントの後ろの音データは、オーディオ再生で決して使われることはありません。
<BR>

<P>
-l &lt;value&gt;
<P>
コード化されたファイルの最小ループ長を設定します（以下の注意参照）。
<BR>

<P>
<B>注意</B>
<P>
オーディオライブラリには、１度の<A HREF="../al/alAudioFrame.htm" >alAudioFrame</A>(1P)コールで、１フレームに２つのループしか処理することはできないという制限があります。２つ以下のループ処理しか行わない事を保証するために,ADPCMエンコーダはループ内容を繰り返すことによってループを延ばすことができます。現在定義されたデフォルトの最小のループ長は、１６００サンプルです。
このデフォルトの長さは変更可能です（上記参照）。最小ループ長よりも短いループは，トータルのループ長が最小のループ長より長くなるまで繰り返されます。アプリケーションで必要な最小ループ長は，１回の<A HREF="../al/alAudioFrame.htm" >alAudioFrame</A>(1P)呼び出しで要求されるサンプル数と、そのサンプルから要求される最大のピッチシフト量によります。より詳しい情報については、Ｎ６４プログラミングマニュアル第１９章をご覧ください。
<BR>

<P>
<B>参照<BR>
</B>
<P>
<A HREF="tabledesign.htm" >tabledesign</A>(1P), <A HREF="vadpcm_dec.htm" >vadpcm_dec</A>(1P)
<BR>

</BODY>

</HTML>